漫画家のアイデアってどこからどうやって出るの?

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長い作品になると何十年も連載されるマンガ。ストーリーや登場人物など、どうやったらアイデアがでるんだろとすごく気になりました。経験から出るもの、こだわりから出るもの等々いろいろとあるようなのでまとめてみました。

『ジョジョの奇妙な冒険』 荒木飛呂彦先生

代表作『ジョジョの奇妙な冒険』は、主人公や舞台を変えながら20年以上に渡って連載され続けており、シリーズ総計106巻、発行部数は7000万部に及ぶ。

「謎」をテーマにマンガを描いている

子供のときから「謎」に凄く興味があって、無人島に憧れたり、キングコングやネッシーの存在を信じていた。「何でだ?何でだ?何でゴーギャンはタヒチに行ったんだ?、みたいな」。

エネルギーそのものを絵に描けないかと考える

ジョジョ1部・2部では「波紋」を、そして、3部から登場したのが、「守護霊みたいなのが岩を割りに行けばいい」と考え付いた。

ヨーロッパの芸術作品は、写真では伝わらないアイデアがいっぱい。この辺から学んでいけば、自分の絵の道が開けるのかなと思った

作品では非対称な変形コマを多用し、ページ全体が歪んで見えるようなコマ割りがしばしば行なわれる。

『ONE PIECE』 尾田栄一郎先生

『ONE PIECE』の累計発行部数は国内最高の2億8000万部を突破しており、67巻は国内出版史上最高記録となる初版405万部を発行している。

ノートに落書きをしながら構想を練っていく

自分の決まりで、話の最後から書いていくページというのがある。それは、先の先のシリーズだったりいつかやりたいことを書くページで、それが楽しかったりする…。

ストーリーの構想は、後でつじつまが合うようにグレーゾーンにする部分があったりもする

少年マンガは冒険、旅、仲間。書く方は恥ずかしいと思うけど、子供たちはストレートに受け取ってくれる。だから王道から逃げない

中学時代には「ジャンプに海賊の漫画を描こう」と目標を定め、アイディアを貯め始める。『ONE PIECE』の題材とした海賊を好きになった原点は『小さなバイキングビッケ』。

『鋼の錬金術師』 荒木弘先生

1999年にエニックス21世紀マンガ大賞を受賞。初連載の『鋼の錬金術師』が大ヒット。週刊サンデーにて、自身初となる週刊誌連載『銀の匙 Silver Spoon』を開始。

まだ誰も手を付けていないところに踏み出す

『鋼の錬金術師』のときは、錬金術というネタを見つけたときに、「何で誰もこれをメインでマンガを描かないんだ」と慌ててネームを切った覚えがあります。

キャラクターはいわゆる「ナマモノ」、そのストーリーに放り込んだ時、そいつがどんな行動を取るかシュミレートを何通りかしてみる

生活の中のふとした事、それに実体験やら人の話やらをミックスしてごたごたと練り上げた物を資料で裏付けして映画のカメラワークや演出を意識した上で「漫画」という枠に押し込む

『鋼の錬金術師』連載中は妊娠中・出産後ともに一度も休載することがなかった。カラー絵は手書きで、コンピュータを使った作画は「私はどうもアナログ人間のようで」と苦手にしている。

『黒子のバスケ』 藤巻忠俊先生

2009年より週刊少年ジャンプで連載開始。話数の単位は「第○Q(クォーター)」。副題は作中に登場したセリフが使われている。20巻現在、累計1400万部を突破している。

技の見た目とか効果から連想して、辞書でそれっぽい名前を見つけてあてはめている

担当と話し合って色々な意見を出し合って、漠然とイメージを描く。ただ、ビジュアル面から設定を作ることが多い

例えば緑間だと、メガネをかけているヤツ、青峰だと、肌が黒いヤツといった具合。

作品においては「物理法則の中でムチャをやる」ことを制約にしている

大前提としてスラムダンクと違うことがやりたいというのがあり、とんでもない技も出すし、エフェクトも派手。青峰の試合ではかめはめ波のようなパスも出す。

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