みんな大好きスーパーマーケット!思わず衝動買いした経験を持つ人も多いはず。そんなスーパーマーケットでは、人間の行動習性を上手に利用して、お客さんの購買意欲を高めるための工夫が数多くされているようです。
◆みんな大好きスーパーマーケット!
▽スーパーの”7つ”の心理テクニック
1. “左回り”のスーパーが多いのはなぜ?
人間は大きいものに出会ったら右側より左側に寄っていき、邪魔するものがなくても自然に左側によっていく習性があります。人間というのは「左回り」(時計回り)より「左回り」(反時計回り)のほうが安心して歩けるのです
※陸上競技やスピードスケートのトラックなども、同じ理由で、人は心臓のある左側に回るときは心地よく感じ、逆に右側に回る時は気持ち悪く感じるとされる。
2. 入口周辺よりも”奥の通路の方が広い”ように感じるけど…
人間にとっては狭い場所よりも広い場所の方が、のびのびと感じます
※客が奥に進むことにより、実際に歩く距離(動線)が長くなる。そして歩く距離(動線)が長くなると、スーパーにとってもメリットが…。
3. “青果コーナー”が入口にあるのはなぜ?
色鮮やかな果物にはお客の購買意欲を高める効果があります。人は鮮やかな色に刺激されると気持ちが高揚して購買意欲が高まると言われています
※そして、高まった購買意欲で他の商品も買ってもらうというテクニック。
また、こんな理由もあるそう。
4. “鮮魚・精肉コーナー”はなぜ奥にあるの?
5. “BGM(音楽)”がかかっているスーパーが多いのはなぜ?
売り場の BGM は、お客さんの購買金額をアップさせる手段としてよく使われています。お客さんの気分を良くし、ゆったりと買い物をさせたり、財布の紐をゆるめる効果があるからです
ちなみに…。
6. 最近スーパーで”いい香り”がすることが多いけど…
そして、パン屋さんを併設しているスーパーが多いのにも理由が。
7. スーパーで”試食”が多いのはなぜ?
お客さんは店員から直接食品の提供を受けることにより、口に合う合わないに関係なく、何となくその商品を買わなければいけないという気持ちがわくのです
※試食をして思わず商品を購入してしまうのはそのため。
◆というわけで
◆参考リンク
※経営コンサルタントによるスーパーの売り場づくりについての解説。
※返報性の原理とは?